アンティーク・ロレックスの魅力

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アンティーク ロレックス ANTIQUE ROLEX
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ロレックスの奥は深い。1905年創業と言うのは19世紀初期には既に創業していた他のスイスの一流ブランドからみれば遅いスタートではあった。しかし、創業から現在まで、どの一つのモデルをとってみても、多くを語らなければ語りつくせないだけの魅力を、さらには語りたくとも語ることのできない謎を持つ。ロレックスが腕時計の歴史を残したものは数多い。そもそも20世紀初頭、腕時計が普及する以前に腕時計を主力商品としていたということ自体、画期的なことだった。

完全防水のオイスターケースやローター式自動巻き機構のパーペチュアル、プロダイバー用時計サブマリーナやヘリウムガス排出バルブ付きシードゥエラー、文字盤の小窓に日付が表示されるデイトジャスト、クロノグラフのねじ込み式プッシュボタンなどの開発は、実用の道具としての腕時計の機能性を高めたのは言うまでのない。時計の実用性をあげるなら、精度も忘れてはならない。1910年に腕時計として初めてビエンヌの公式精度検定所でクラスAに合格し、現在も製品の多くがクロノメーターの公式認定を受けている。ヒラリ−候やチャック・イエガーをはじめ、フランスのコメックス社のプロバイダー、世界各国の空軍パイロットや海軍ダイバーなど、有名無名の空や海、陸の冒険家達がロレックスを愛用するのは、機能性や精度への信頼にほかならない。

一方、腕時計の要素であるスタイリングにも傑出したのもがある。美しいロレックスの代表とされるプリンスはアールデコの流れをくむスクエアー・ケース・デザインの傑作であり、文字盤のデザインも計算され尽くされている。こうした実用性やスタイリングを完成させているのが、ムーブメントを構成する微小な部品郡、オイスターケースやリュウズの構造と製法、文字盤に配されるインデックスや針を作る細工と配置のバランスなど、モノ作りの細心のこだわりだ。その一方、手巻きのデイトナの文字盤のように、気まぐれのように文字の配置が異なるというマニア泣かせの側面もある。ファッションとしてロレックスを語ることはできない。しかし、機能的な実用時計として語るなら、その魅力は尽きない。

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